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将棋棋士に長年出前で親しまれた「みろく庵」が2019年3月31日に閉店しました。
店の名に言霊があったかのように36年を超えて営業されたそうです。
不思議な巡り合せですね。

閉店することを知って、3月の確定申告後、今更ながら初めて食事をしてきました。











黄色の建物が印象的です。

藤井聡太七段のデビュー戦の昼食の出前は「みろく庵」の「味噌煮込みうどん」。

実際、私も注文してみました。

 

 

 

 

 

 


名古屋で食べる「味噌煮込みうどん」とは、まったく違いました。
藤井聡太七段の出身は愛知県瀬戸市ですので、名古屋での味を知っているはずです。
これには、当時中学生だった藤井聡太七段もビックリしたのではないでしょうか。

「世の中こんなものだ」と大人は知っていますが、さぞかし藤井聡太七段は、名古屋の「味噌煮込みうどん」と同等のものを期待していたものと思いますので、いきなり出鼻をくじかれた感があります(笑)

日を改めて。

2019年3月27日この日東京で対局の藤井聡太七段、「みろく庵」での最後の注文となるかもしれない日でした。
この日、私は狙って「みろく庵」で昼食をとることにしました。
マスコミが取材に来ていました。

 

 

 

 

 

 

この段階では、藤井聡太七段が「みろく庵」で注文するかは確定していないのですが、空気を読んで注文してくれるのが藤井聡太七段です。
私が注文したのは、「肉豆腐定食(餅追加)」。

 

 

 

 

 

 


ちょうど食事をしていたところ、電話が鳴りました。
店主が電話をとりました。

将棋会館から!?
期待が高まります。。。

注文をとる店主。。。

ひととおり注文をとった後「藤井さんは?」と店主が尋ねました。
ここで将棋会館からの出前注文の電話とわかりました。

「肉豆腐定食!」店主が店内のお客さんにわかるよう声に出してくれました。

昼食に藤井聡太七段と同じ「肉豆腐定食」を食べることができて感動しました!

実は私は高い確率で藤井聡太七段が「肉豆腐定食」を注文するものと予測していました。
なぜなら、「肉豆腐定食」は藤井聡太七段のデビューからの連勝記録をストップさせた佐々木勇気七段が当日注文したものだからです。
負けず嫌いの藤井聡太七段のことですから、因縁(?)の「肉豆腐定食」を注文するような気がしていました。
また、「肉豆腐定食」は「みろく庵」の人気メニューベスト3に入っているのも理由です。

同じ「肉豆腐定食」を食べたせいか、店を出た後にテレビ朝日からインタビューを受けました。

「さきほど食べていたのは肉豆腐定食ですよね?」(記憶ではこんな感じ)

実際、放送に使われたかどうかは知らないです。

ちなみに藤井聡太七段は、夜の食事も「みろく庵」の出前を注文しました。
残念ながら、藤井聡太七段と「みろく庵」での本当に最後の食事の思い出を共有することはできませんでした。

「みろく庵」の店主、従業員の方々、長い間お疲れ様でした。